【次世代BMSプレイヤー】QMS-playerをおススメする5つの理由
2019/2/3 いくつかの情報が古くなっていたので更新しました
最近、BMSを遊んでる人の間で「beatoraja」と呼ばれるBMSプレイヤーを使っている人を良く見かけます。
※beatorajaについては下記の記事が参考になります。
beatoraja、確かに使いやすいです。
LR2と比べるとめっちゃ画質いいし、機能も豊富だし。
これから先、LR2に代わって広く使われていくBMSプレイヤーになるのかなーと思っています。
でもでも、個人的にもう一つおススメしたい次世代BMSプレイヤーがあります。
それは「QMS-player」と呼ばれるプレイヤーです。
個人的にめっちゃ気に入っているんですが、Twitterを眺めていてもあんまり使っている人が居ない気がしたのでちょっと紹介を。
QMS-playerとは?
2018年春頃にみそしる氏によってリリース。
beatoraja同様に開発中の次世代BMSプレイヤーとなっています。
作者であるみそしる氏のホームページにて公開されています。
導入方法
そんなに難しくはありませんが、一応簡単に説明。
(説明に使用している画像はver0.83b当時のものです)
ダウンロード
上記のHPよりダウンロードページに移動し、ダウンロードページの「Download(GoogleDrive)」をクリックします。
※2019年2月3日現在、最新バージョンはver0.93bです。
GoogleDriveのページが開くので右上のダウンロードアイコンをクリックするとダウンロードが始まります。
解凍
解凍ソフトを使用して解凍します。
インストーラー形式ではなくZip形式なので任意のフォルダに展開しましょう。
起動
フォルダ内の「QMS.exe」が本体となります。
ダブルクリックすると下記のような画面となります。
まずは「ルートフォルダ」を参照し、BMSファイルが含まれているフォルダを登録しましょう。
BMSファイルのルートフォルダ設定後、起動を押下でBMSファイルの初回読み込みが開始されます。
BMSファイル数にもよりますが、それなりに時間が掛かる為待ちましょう。
BMSファイルの読み込みが終了し、下記のような画面になれば起動成功です。
細かい操作説明等は付属のManualを熟読しましょう。
個人的5つのおススメポイント
実際に使ってみていいと思った点をいくつか。
高解像度
起動してまず思ったのは「なにこれ画面めっちゃキレイやん……!」
LR2は基本的に解像度640x480のSD画質だった*1のが、QMS-playerは1280x720(HD)、1920x1080(FullHD)、3840x2160(UltraHD)などから選択可能。
それまでLR2のSD画質に慣れていた身からすると、ゲーム画面がとても見やすいと感じます。
標準でHD以上の画質で遊べるのは強い。
デフォルトスキンがかっこいい
画面のキレイさも良いんですが、デフォルトスキンがかっこいいんですよ。
や、LR2のデフォルトスキンも決して悪いわけじゃないですが、個人的にはちょっと見づらい。
LR2は結局スキン差し替えて使ってるし。
QMS-playerはデフォルトのままでも結構見やすい。
もちろんキービームとか判定位置とかも操作できる。
あとこんな感じでテーマカラーも決められる。この機能好き。
安定性・動作の軽さ
LR2使ってて何が怖いって、突然訪れるアレですよ。
そう、メモリリークによる強制終了。
LR2の最新版に残された致命的なバグ。
自分はそんなに頻繁に当たったことなかったけど、段位認定受けてる時に落ちたなんて話はよく聞く。
QMS-playerはメモリリークにかなり気を遣っているらしく、長時間プレイしても重くなりにくいとのこと。
また、開発にあたって動作の軽さにも力を入れているようです。
確かに2時間くらい続けて触ってても動作サクサクだし、起動した後に突然落ちたりとかも今のところない。
オプション類は現行のIIDXに準拠
LR2自体が2010年に更新止まっているのもあり、それ以降に本家IIDXで登場したオプション(EX-HARD、R-RANDOMとか)ってLR2には搭載されていないんですよね。
しかしながら、QMS-playerだとその辺りのオプションも搭載されてます。
LR2だとごにょごにょしないと表示できなかったFAST/SLOW、緑数字も標準で搭載。
FAST/SLOWに関してはver0.83以降だと±○msとGITADORA風の表示も可能。
ツイート投稿機能が便利
これめっちゃ便利。Twitterやってない人は使わないと思うけど。
LR2だとリザルト載せるのに「スクショ撮る→Twitter開く→スクショ画像載せる→ツイートする」って4ステップも掛かるけど、QMS-playerだとワンプッシュ(もちろん事前に設定は必要だけど)。
リザルト画面でF1キーをポチーでリザルトのスクショと情報をテキストで投稿可能。
ちなみにツイートのテキスト内容は自由に変えられます。
注意点(ver0.93b段階)
ここまでQMS-playerのおススメポイントを紹介してきましたが、一応注意点を3つほど。
既存の難易度表は読み込めない
BMSをプレイする上で欠かせないのが難易度表。
同じ難易度帯の譜面がそれぞれまとめられており便利です。
QMS-playerはデフォルトで発狂難易度表フォルダ*2は搭載されていますが、それ以外の難易度表を追加する機能はありません。
その為、発狂難易度表外の譜面については検索機能を利用するか譜面が登録されている各フォルダから選択するかという方法になります。
将来的には各種難易度表への対応を予定しているとのことですので実装まで待ちましょう。
2019/2/3追記
Ver 0.93にて難易度表フォルダが実装され、既存の難易度表読み込みに対応したようです!
インターネットランキングはない
LR2ではLR2IRというインターネットランキング(IR)がありますが、こちらはQMS-playerにはありません。
IR対応についても検討はしているとのことですが、様々な理由があり現状だと実装は難しいようです……。
私はもともとLR2IRにも接続していかなったのでさほど気にしておりませんが、「IRで他のプレイヤーと競いたい!」という方はLR2あるいはbeatorajaの使用を検討したほうが良いかもしれません。
LR2向けに作られたツールは利用できない
LR2向けに作られたツールとしてBMS管理ソフト「GLAssist」とWebツール「リコメンド」がありますが、こちらはそれぞれLR2・LR2IRに対応するものとなっているため、利用できません。
こちらについてはbeatorajaでも利用できないため、「GLAssistとリコメンドを使ってみたい! or 使い続けたい!」という方はLR2を使用するほかありません。
2019/2/3追記
こちらでは詳しい説明はしませんが、baetorajaでは有志の方によって作成されたリコメンドツールがあるようです。
判定幅の違いについて
LR2/beatoraja/QMS-playerの判定幅の違いについてまとめましたので、気になる方は下記のページもどうぞ。
QMS-playerはいいゾ
以上、QMS-playerについて簡単にまとめてみました。
今までLR2を使ってきた感想からすると「LR2の時にあったあの機能はまだない*3けど、見やすくて使いやすい!」って感じです。
4年ほどLR2を使ってきましたが、QMS-playerを使いはじめてからはLR2をほとんど起動しなくなってしまいました笑
beatorajaと比較すると要求される動作環境もそれほど高くないので、もしWindowsユーザーで「beatoraja起動できなかった(•̥̥̥̥ ﹏ •̥̥̥̥๑)ぅʓぅʓ」って人は一度使ってみるといいかもしれません。
もちろんbaetorajaもとても良いプレイヤーです。
でもでも、QMS-playerも良いからみんな使ってみて!!って感じ。
あ、少し気を付けるとしたら……
beatorajaと同じでまだまだ開発中のプレイヤーなので、仕様が変わってランプとかスコアが消えたり、設定ぶっ飛んだり、再生できないBMSがあったりと色々あるかもしれません。
その辺りを理解した上で使いましょう。