beatmaniaIIDX SP十段取得までの道のり

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オレがSP十段だ!!!

という訳で先日beatmaniaIIDX(以下、IIDX)のSP十段を受験しなんとか合格しました!
ひとまずの目標としてSP十段を目指して日々プレイしていたのですが、今作のCANNON BALLERSにてやっとその目標が達成できました。
皆伝や全白と比べてしまうとまだまだ下手くそなんですけどね……

初めてIIDXに触れてからここに辿りつくまでおよそ5年。
今回はIIDXのSP十段取得までのプレイスタイル等を振り返ってみたいと思います。
同じようにSP十段取得を目指す方の参考になればと思います。

各段位の振り返り

七級~六段

私がこのゲームに触れたのはtricoroの時。
といっても当時はjubeatIIDXで開催されていた連動イベントのために遊ぶ程度で、今ほど真剣に取り組んでいませんでした。
選曲する譜面もLevel1~5の難易度のものが中心。

SPADAになってからは遊ぶ頻度が増え、週に1回くらいのペースでプレイしていました。
この時も初段までは特に何も考えずにプレイしていましたが、段位を取ってからは運指を身に付けることに。
私はこの時に1048式を習得しました。
運指を固めたおかげか以前より安定して譜面を押せるようになり、初段から六段まではとんとん拍子で合格していきました。

<プレイスタイル>

  • 難しいことは考えずにゲームを楽しむ
  • まずは身体に鍵盤とターンテーブルの位置を叩きこむことが重要
  • 運指はできれば早めに身に付ける
  • オプションは基本的に正規+ノマゲ or イージー
  • 段位は課題曲全てにイージー以上のランプがついたら受験

七段

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段位認定SP七段といえば……そう、奴です。
ライオン好き
THE SAFARI(H)
難民にこそなりませんでしたが、ここで一度壁を感じました。

色々考えた結果、私が取った方法は「とにかく色々な譜面を遊ぶ」ことでした。
たくさんの譜面に触れることでさまざまな配置パターンに慣れる。
要は地力上げです。

具体的には☆9フォルダの未プレイ埋め。
併せてこの頃からランダムを導入しました。
クリアできない曲があってもとりあえず飛ばしてひたすら☆9の未プレイ譜面を埋めていきました。

☆9を全て触った後は全イージーを目指してプレイ。
☆9フォルダを全てイージー埋めした後に七段を受けたところ無事合格しました。
THE SAFARI(H)は地力をあげて地力で殴りました。
正直十段までは9割地力ゲーだと思っています。

また、この時期にBMSの存在を知りBMSも触り始めました。
家庭用環境は今だとINFINITASがありますが、体験版だけちょこっと触って本格導入はせず。

<プレイスタイル>

  • ☆9フォルダを全てプレイ
  • オプションはランダムイージー
  • 七段合格時のクリアランプ: ☆9全イージー、七段課題曲はTHE SAFARI(H)以外イージー
  • BMSの導入

八段

SAFARIを抜けた後に待ち構えていたのは……gigadelic(H)。
これに関しても七段同様、ひたすら未プレイ埋め。
次は☆10譜面を埋めていきました。
☆10に関しては譜面数が多いので7割くらい触ったタイミングで八段を受験したところ合格しました。

<プレイスタイル>

  • ☆10フォルダを埋める
  • オプションはランダムイージー
  • 八段合格時のクリアランプ: ☆10を7割程度プレイ、八段課題曲はgigadelic(H)以外イージー

九段

九段を目指す頃になると、☆11の譜面も遊べる実力がついているかと思います。
私は☆10の未プレイをやりつつ、3曲目、4曲目でクリアレートの高い順に☆11のイージー埋めを始めていきました。
また、☆9譜面を中心にハード埋めもやっています。
☆9に関してはWatch Out Pt.2(H)以外はハードランプが点いていました。
また、基本的にオプションはランダムを掛けていますが、CNが含まれている譜面については正規でプレイしていました。

☆10フォルダが緑点灯したタイミングで九段受験。
受験当時の九段ボスはThe Sampling Paradise(A)でしたが、ギリギリ2%で合格でした。

<プレイスタイル>

  • ☆10-11のイージー埋め
  • ☆9を中心にランダムハード埋め
  • 九段合格時のクリアランプ: ☆9はWatch Out Pt.2(H)以外ハード、☆10は4割ハード6割イージー、☆11はイージー70譜面程度

十段

(2018/8/2 追記)こちらにも詳しく書きました。

mochibacoooon.hatenablog.jp

九段から十段までは1年半くらい掛かりました。
基本的にやっていたのは☆10のハード埋めと☆11のイージー埋め。
プレイスタイルとしては、1・2曲目に☆10ハード、3・4曲目に☆11イージーという形でやっていました。
十段の課題曲は全曲☆12で構成されているため早めに☆12も触ったほうがよかったのですが、実際に触ったのは☆11譜面を8割ほどプレイした段階です。

また、この時期から取りづらい配置が多くなってきたと感じ始めたので、一度運指を見直しました。
具体的には1048式一本から3:5半固定・対称固定の習得。
完全に習得するまではいきませんでしたが、運指の自由度が上がって拾いやすくなった気がします。

☆11が大よそ埋まったころのプレイスタイルは1・2曲目に☆10 or ☆11のハード、3曲目は好きな曲、4曲目に☆12といった形でした。
☆12については某難易度表の地力Fから順に埋めていく感じです。
また、☆12を触り始めたあたりから十段を意識し始めましたが、基本的に段位認定は1か月に1回を目安に受験していました。

☆12の入門譜面と言われているAA(A)ですが、私は実力指標という形でたまに選曲していました。
以前は「AA(A)ランダムノックで地力上げ」というプレイスタイルもあったようですが、今は☆12の入門曲も増えたことなのでランダムノックにこだわる必要はないかなと思います。
ただ、十段合格の目安がこの曲のイージーとのことでしたので、そこについては意識をしていました。
(実際に合格したのもAA(A)にイージーが付いた頃でした)

そして、以前から導入していたBMSについて。
☆12を触り始めたあたりからはいわゆる発狂BMSをプレイし始めました。
☆12が触れるくらいになれば発狂BMSの★1~2譜面も半分くらいは太刀打ち出来ていたかなという印象。
★1~2と言いつつ中には★3~4相当の譜面もあるので……

上記のプレイスタイルで☆12を触り始めてからおよそ半年くらいで十段に合格しました。

<プレイスタイル>

  • ☆10-11のランダムハード埋めで細かい取りこぼしを減らす意識を
  • 運指のバリエーションを増やす
  • AA(A)は実力の指標
  • 発狂BMSで圧倒的成長(クリアランプ: ★1はイージー24ノマゲ15ハード1、★2はイージー11、★3はイージー3)
  • 十段合格時のクリアランプ: ☆9全白、☆10は8割ハード、☆11は3割ハード5割イージー、☆12はイージー24譜面

全体を通して気にしたポイント

運指

運指は早めに固めた方がいいと思います。
ただ、1つだけだと柔軟性に欠け八段あたりから苦戦します。
私の場合は八段あたりからいわゆる皿複合や対称譜面がうまく押せないと感じたため、3:5半固定と対称固定を身に着けました。
まだ苦手意識は持っていますが、以前より押せる譜面のバリエーションが増えたと感じます。

モチベの維持

何をするにもそうですが、このゲームはモチベーションの維持が一番大切で、かつ一番難しい問題だと思います。
事実私も1か月くらいやらない時期があったりしたのですが、その時期は地力がぐんぐん落ちました。
高密度の譜面が全く押せなくなります。
なので、一度地力が下がってしまったときは簡単な譜面のハード埋め等をやりつつモチベーションをなんとかあげていきました。

段位を受けるとき

私が段位認定を受けるときは、自分の中での目標を達成してからと決めていました。(ex.七段→☆9全イージー埋め、八段→☆10を7割プレイ)
「今日は合格できるかな……」という気持ちで受けるのではなく、「○○達成したからいけるだろ!」くらいの勢いで受けると気持ち的にも楽です。
受からなかった場合も単純に「地力不足だ」と思い、また新たな目標を立ててからそれを潰して受験していました。
そのため、いわゆる「癖」が付くことはほとんどなかったと思います。

最後に

SPADAでやり始めてからおよそ4年で十段までたどり着けました。
また、十段はまだまだチュートリアルが終わったようなものなので、これからもこのゲームは続けていきます。
ひとまず十段取得を目指す人のヒントになれば幸いです。
そのうち十段取得までの方法論的なエントリも書こうかなー。